アプリ開発で必要が出てくる、外部ライブラリの使用。
そのやり方のメモ。
ブランクもあれど、1週間触ってだんだんと慣れてきたので、ライブラリを導入してみます。
Swift でのライブラリ導入では、下の3つのパッケージマネージャがよく使われているみたい。
最後の Swift Package Manager は Apple 公式のものっぽい。
GitHub - apple/swift-package-manager
といっても、とりあえず私は、資料が一番多かった Cocoapods を使うことにしました。
導入方法は簡単で、
$ sudo gem install cocoapods
たったこれだけ。とても便利です。
次に、 Xcode のプロジェクトがあるディレクトリで、コマンドを実行します。
$ pod init
これで、 Podsfile
が生成されるので、ここに導入するライブラリを記述しています。
Ruby の Gemfile
みたいなものです。
初期状態だと、このようになってるはず。
# Uncomment this line to define a global platform for your project # platform :ios, '8.0' # Uncomment this line if you're using Swift # use_frameworks! target 'Project' do end target 'ProjectTests' do end target 'ProjectUITests' do end
私は Swift を使っているので、 4 行目のコメントを解除します。
また、 OS X のアプリを使っているので、 2 行目をいい感じにします。
ちなみに plafrom
には ios
, osx
, tvos
, watchos
のいずれかが指定できます。
ということで、こうなります。
# Uncomment this line to define a global platform for your project platform :osx, '10.11' # Uncomment this line if you're using Swift use_frameworks! target 'Project' do end target 'ProjectTests' do end target 'ProjectUITests' do end
次に、依存ライブラリを追加します。
target 'Hoge'
の部分は、 Hoge
プロジェクトで使うもの ということで、分かれています。
全部共通で使う場合は、一番下とか、 target
の中じゃない部分に追加します。
ということで、 Swift での定番ネットワークライブラリらしい、Alamofireを、
Project
に対して導入してみます。
# Uncomment this line to define a global platform for your project platform :osx, '10.11' # Uncomment this line if you're using Swift use_frameworks! target 'Project' do pod 'Alamofire', '~> 3.0' end target 'ProjectTests' do end target 'ProjectUITests' do end
で、保存して、コマンドを実行します。
$ pod install
これで導入完了です。
生成された *.xcworkspace
を Xcode で開くと、きちんと導入されており、
import Al
と入力すると、 Alamofire
まで、補完が出るようになります。
出なかった場合は、一度ビルドすると、出るようになります。なりました。